男「女…？どういうことだよ、だって、お前！！」

女「何言ってるの？私はあなたに関する記憶が無いの。あなたが男という名前で、私の恋人"だった"という情報しか、私のところにないわけ。そんな人、好きになれる？」

男「だからって！！俺たちは愛し合ってた！お前だって、記憶を失う前のお前だって記憶を失ってもお前のこと愛してねって、最後にそう願って逝ったんだぞ！！？？」

女「だから？私に記憶はないの。あなたが何度そう言ったところで私には関係ないわ。だから帰ってちょうだい。うるさいし、正直言って迷惑だわ。」

男、そう告げられてとぼとぼと帰っていく。

女、一人残り医者を待つ。

女「全く、私に覚えていないことをつらつらと綴ったって、分かるわけないっての。正直、あの人私の好みのタイプじゃないし、なんで記憶を失う前の私はあんな人を恋人にしたのかしら。」

そう言いながら身支度をすませる女。

女「ホント、_データ削除@パージ_症候群とはよく言った物ね。」

終わり
これでいかがでしょうか？
連投すみません。