人間は、誰かが攻撃されるとそれに対して「次は自分が攻撃対象になってしまうのではないか」という恐怖を覚えるものです。それが自分のことでないとしても、いつ自分がそう侮蔑される対象になりかねない、その恐怖があり、だからこそ少しでも自分に危害を与えそうな言動には「怖い」という感情を抱くのです。もちろん、そんな深いこと考えてその感情に至るのではなく、ある種の人間の本能と言って良いでしょう。

また障がい者を保護することの是非ですが、これについては人によって意見が別れると思います。私はそれを是としたいですが、そのコストや費用対効果、或いはその他様々な根拠をもとに否とする意見もあるはずですし、それに私も少なからず共感できる面はあります。しかし、彼らとて1人の血の通った人間であることに変わりありません。それなのに日常の中で健常者と同じような生活ができない、それは果たして平等なのでしょうか。それが運だという意見もあるとは思います。しかし、その運の向きによっては私たちとて辛い生活となったかもしれない、であればその不運に少しでも手助けをしてあげるべき、そう感じられないでしょうか

などとそれっぽいことを並べましたが私はその専門家ではありません。あくまで思考のバイパスが人より少し多いかもしれないだけの1人の学生です。ですのでこれを鵜呑みにせず、こんな考えもあるんだな程度にお読みください。そして、この課題について考える際に「こんな話もあったな」と少し思い出していただくことができれば幸いです