赤と青と紫の話題はタイプムーンの色々な場所で登場します。例えば、赤は混沌 青は秩序という割り振り方です。それの流れとして例えば青や赤、その後紫となって言ったFateルート→UBWルート、HFという流れ、青が秩序であり赤が混沌であるが故に中立属性であるとチュートリアルで明言されている主人公の名前の藤色、直近でいえばSW2の赤と青のスペースイシュタルに関連したけっか融合したスペースイシュタルの髪の色が紫になった事、地獄界曼荼羅の空想樹の色が秩序を表す青と魔を表す赤で紫になった事……等です。
その為、青 赤 紫の対応は敏感になります。男女で青と赤にわけるという観念(心理学的な要素を用いてタイプムーンではアニマ/アニムスの対応に用いたりしておりますが)を合わせるという意味が存在するのです。
カレン・C・オルテンシアは説明文でも天使であり悪魔であるという説明がなされていますし、背中の羽も悪魔の要素を想起させます。つまり善悪二元論において善悪の融合をテーマとしていると考えられます。一方カレンが男女を同性に持つ、両性具有であるとは言えないですが、(最近登場するサーヴァントは陰陽師関連で性別表記があやふやでしたけども)この相反する二元論の融合を示唆しております。その為、このカレンのタイミングで男女にわけるロックオンチョコをわざわざ分離させ、それを合わせて紫となすという仕込み方がなされておると考えられます。また、ほかのイベントに関しても、予告の部分の背景は工夫が凝らされているため(SWなどが顕著)、わざわざ紫色で文字背景を形成している事は、カレン・C・オルテンシアのオルテンシアに因んだ要素であると言えるでしょう。
もし、それ以外の要素でわざわざこのタイミングでスーパーロックオンチョコを用い、文字背景をわざわざ紫に指定する可能性は低いと考えられるため、このような結論となる訳です。