「照れ」ですよね。

つまり、「照れ」ってなんだっていうと、少なくともこちらに好意を抱いてくれているからこそなんですよ。そうじゃなかったら、「照れ」じゃなくて「拒絶」や「嫌悪」が生まれるじゃないですか。

でも「照れ」ゆえに動けなくなる人っていますよね。僕の最初の恋人は、遠距離の幼馴染で、相手が「照れ」で連絡をしてくれなくて、こっちばかりが連絡をすることになって、それが嫌で別れた記憶があります。

「照れ」を持ちながらも、その「照れ」を乗り越えてくる瞬間の愛おしさ。なんだかんだで「照れ」に負けない、そういう健気さ。

ここなんです。「照れ」の良さは。「照れ」がなければ、このカタルシスは存在しない。「照れ」をギリギリで乗り越えてくる。その概念の尊さに勝る可愛げ派今のところ存在しません。

「照れ」ゆえにツンツンする。そんなツンデレが好きだったこともありますが、ぼくは根がドMではないのでバキバキに萎えました。あとは「照れ」ゆえに他の男の話ばかりする女もいましたが、正直面白くないとしか思えませんでした。

そういう「照れ」に敗北した女はダメです。いらない。「照れ」を超えてくる女、かつ、本気で照れている女。

これこそ至高にして至宝。わかるか。最強ってことなんだよ。