花スピのはなばたさんがモブに抱かせてほしいと懇願されるのは、正直ありありのありです。はなばたさんはセッ…を交渉手段の一つとして使っていたことがある派なので🙌ちなみに、すぴなーくんもそれを知っている設定です。

はなばたさんの返答は
「困りましたね。こちらとしては貴方に肉欲は抱いていませんし、性欲の捌け口になるつもりもないんですよ。そうじゃない？　一夜の思い出が欲しいだけですか……それなら尚更やめておきましょう。ここで了承するのは、貴方にも対しても私に対しても不誠実ですから」
だと思います。それに加え「貴方だけ特別扱いするわけにはいかないんです。わかってくれますね」と牽制するでしょう。
強い拒絶の言葉を使えば反感を買うかもしれないし、想い人がいると言えば相手が誰か探される可能性があるので避けます。あと、気持ちは嬉しいですが……という言葉も使いません（嫌じゃないなら一度だけでもお願いしますと食い下がられる可能性があるため）。

それを目撃したすぴなーくんの心情は、二人の関係がどこまで進んでいるかによって変わります。

初期状態なら、どの口が言ってんだ。お前だって俺で処理してるくせに。と、呆れます。
むしろ好意のあるモブを相手にする方が自分と寝るより道理が通っているんじゃないのか疑問に思うすぴなーくん。
ただ、はなばたさんが物腰の柔らかさに反し確固たる意志を持って断っているので、もしかして挿入されるのが嫌なのか？と推察します。

まあ一発ヤッて脈ありだと誤解されても厄介だろうしなぁ。
その点、あいつに恋愛感情抱かない俺なら都合がいいんだろ。

そう納得したすぴなーくんは、特に声をかけずに帰ります。
花→スピのときならサッパリした心情です。

花→←スピの時期に遭遇したら、少しだけ心を痛めます。
俺が好意を抱かないと信じているから、はなばたは俺を使うのか。それなら、あいつと喋るのが嬉しいとか心地いいとか悟られないようにしよう。
そう決意した結果、すれ違いになるんですよね……。

花スピが互いの好意を認めた後だったら、うわーやっぱりモテるんだな。でも体だけの関係を許すように思われてんのか。笑える。いや笑えねーよ。職業的にそんな印象あるのヤベーだろ。って一通りツッコミ入れてそうです。


なお、モブに抱かれた方が得策だと判断した場合のはなばたさんは「どうしたんです。人目がないとはいえ往来で……何か悩みがあるならお話を聞きますよ」と、どこかしらに消えていきます。
それを目撃したすぴなーくんは、結婚詐欺師みてぇだな……と思いながら立ち去るでしょう。


【おまけ】
その後はなばたさんとセッ…するとき、あんた断るの上手いなって褒めるすぴなーくん。内心慌てふためきながらも表面上は穏やかに「おや、見ていたんですか」と微笑むはなばたさん。
それを受けた後のすぴなーくんの台詞は「あんたとヤッてるなんてバレたらリンチされそう」か、「あの言い方だと俺が“特別”だって誤解されそう」かどっちかな～どっちもおいしいな～～と思います。