…あーんま言いたくないけど……答えるか……
長くなるよ？
…僕の友達ね、歌い手になりたいって言ってたんだ。…その時の僕は歌い手になりたいなんて思ってなかった。欠片も思ってなかったの。
だってその子がやりたいことを僕もやったら、絶対僕が目立ってしまうから。いっつもそうだった。勉強だって、運動だって。だからもうあの子がやりたいこと、僕はやらないことにしたんだ、僕がやりたいことでも。
ある日、その子と喧嘩したんだ、すごくしょうもないことで。
だいっきらいって言っちゃった。
…次の日、悪かったなって思って、謝ろうとしたの。いくらDM送ったって既読がつかない、いつもならすぐ既読がつくのに。
その子、持病があって、身体が弱い子だったの。
…嫌な予感がするなって思って、学校に行ったんだよね。
帰ってきたら、DMが返ってきてた。
！見てくれたっ！って思ってみたら
その子の親から、昨日急に容態が悪くなって死んだって。…いくら僕でも流石に泣いた。
その子の親がネッ友に対しての遺書を見せてくれて、そこに僕もあったんだよ。…わたしのゆめ、言ったよね、、それ、しぐちゃんにおねがいしたいな、いつもしぐちゃんはわたしよりもすごいから、、きっと有名になれるよ、しぐちゃんなら。大好きだよ、今までありがとう、幸せになってね。
って書いてあったんだよね…
…泣くしかないよね、こんなの。
……でもやっぱり気が引けた、あの子の夢を奪うのは…って。でも、僕はあの子が大好きだから。…まぁそんなこんなで歌い手目指してるよ。
……あこれ小5のときの話。2学期くらいかな〜
生まれ変わってるなら、また会いたいな、、

ドラマみたいやな、、書いてみると…
まぁ実話なんで、、

もうこの質問してこないでね、泣いちゃうから。