父親が色に走った後始末のためです。祖母が存命中だったため、名義が祖母になっていた実家を市に売却。その金で父親が作った借金を全額返済。残りを父親の兄弟で分配。わたしは父親の借金の返済作業のため、大阪に戻され就職の内定は辞退。祖母の住む老人ホームを探す作業も負わされ、東大阪市の水走遺跡の発掘現場で土方作業のバイトで食い繋いでました。

本来の相続分より少ない額しか受け取れなかった親戚からのペナルティのようなもんです。父親の不始末は息子が背負えと言うことです。

祖母が亡くなるまで京都の老人ホームに月1回、面会に行くのもわたしの責務になりました。祖母が亡くなったのを機会に親戚や父親とは縁を切りました。