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うーん、難しいですね。。。
これは私の憶測でありただの一意見ですが、恐らく送り主様がそのように感じるのは、「差別」と「区別」を混同なさっているからではないでしょうか。
そもそも男と女では身体の構造が異なるので、それに基づいた得手不得手や特徴を考慮して、ある程度の「区別」が必要です。女性は男性よりも力が弱い傾向にある、男性は女性よりも背が高くなる傾向にある、のような身体的特徴を考慮して、仕事の采配や服の形に差をつける(=区別する)のは何もおかしいことではありません。大人と子供を区別するのと同じことです。この「区別」の段階で男女平等を叫ぶと、身体的特徴や機能を無視した基準で個人を測ることになり、男性にも女性にも不利益が生じます。
一方で、現在の日本社会で蔓延しているのは、正当な理由なく女性を冷遇する「差別」です。同じ仕事を同じ時間しても、何故か女性の方が賃金が低い、妊娠出産によるあらゆる身体的負担を担うのは女性にも関わらず、妊娠出産に関わる場には男性ばかり(=女性の意見が軽視される)、といった現状がこれにあたります。こういった理不尽な扱いに対しては、男女平等が叫ばれなければなりません。そうでなければ、女性は男性によって社会や意志決定の場からどんどん排除されていき、男性にとって都合が良いばかりの存在に成り下がってしまうからです。
ただ、「区別」と「差別」は一見良く似ており、どこまでが区別でどこからが差別なのかを正確に線引きすることは非常に難しいと思います。一般的には区別でも、ある少数の人にとっては差別と感じるような場面も多くあると思います。物事に対する感じ方は人それぞれですから、全員が満足する線引きはありません。その代わり、大多数が満足する、不利益を被る人が最小になるような線引きは探していくことができます。今の日本は恐らくその段階にあると思うので、私はいつか男女平等についての考え方を改める過渡期を越え、今よりも平等な社会になることを願っています。
S Ritsucaさんが過去に答えた質問(ランダムに表示)
唐突。。。パッと思い浮かんだのは「五月雨...
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そうですねぇ。。。地域にもよると思います...
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ああ、あの件ですね。。。ヤバいどころか正...
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