FGO2部完結後について少々。
以前の奈須きのこのインタビューで、FGO2部終了後の構想について
このまま物語を続けるA案と、全く新しいものにするB案があると述べています。そして現在の段階で、既に終了後の構想を着実にしたものにしている事は、1年前の段階で終了後のことを「そろそろ決めなければならない」という趣旨の発言をしていた事から推測出来ます。
また、FGOは10周年を目指している事（去年の秋ごろカノウさんのインタビュー）、FGOという物語は２部構想だったし、物語は終わるから美しいといったような感性を有していた奈須きのこが、ユーザーの熱量を感じ、「FGO」という場はなるべく残しておきたい、というような心境のhennaがあった事を述べています。
よって、今回のイベントもそうですが、終わる物語の後には残るものがある　といったようなメッセージ性を投げてきていると感じます。

更に、奈須きのこはやるべき事が膨大です。FGOにより月姫Rの制作がまるまるストップしていた事、ようやくひと段落したので去年お後半からFGOの監修から降りた事を明かしました。物理的な仕事量として奈須きのこが用意するFGOの物語は2部で終わる事となるでしょう。
これは一見悲観的な事柄に思えますが、
奈須きのこの世界観に合わせる事で、他媒体とのコラボができないという問題点の解決に繋がります。現に、奈須きのこは2部以降であれば他のソシャゲがやってきているような外部コラボが可能だと明言しています。
物語の終わりは悲しいものですが、始まりがある以上必ず終わりはあり、終わりは無では無く、残るものはある、といったこのメッセージを受け取ったような感じがした、という話でした。