これ一晩考えたんですけど、正直なかなか解釈が難しく、どう考えたらいいんだろうというのがありました。
結論、攻めが恥ずかしい羞恥プレイはアリ、新鮮な性癖です。ただ、応用が効かないというか、全てのカプで成り立つのかは、わたしの妄想力では及ばないところでした。
というのも、個人的な考えでは羞恥プレイ＝強い客観性・支配性がなければいけなくて、「恥ずかしいと思わせる側（以下、プレイヤー）」と、「恥ずかしいと思う側（以下、被プレイヤー）」が存在していないといけないんだと思うんですよね。これをカップリングに当てはめて考える時、攻めが恥ずかしい＝受けはプレイヤーたり得るキャラクターなのか？というのがポイントになると思うんです。
例えば、クザスモ。わたしはクザスモだといかなる場合でも「え、スモーカーさん、クザン相手にプレイヤーになれる？関係性、圧倒的すぎない？」と思ってしまい、クザスモ時空・攻めの羞恥プレイにはたどり着けませんでした。南無。
ただし、たとえばここに社長♀（肉体的には受けだが精神的にはバリタチ）がいて、何らかの流れで「目の前でクザスモ♀まぐわえ」とか言い出したら、社長♀の支配性や社長⇔クザスモの関係性によっては、[社長：プレイヤー, クザン：被プレイヤー, スモーカー♀：被プレイヤー]という関係が成り立って攻めの羞恥プレイ成立！ということになるのかな、と思います。でもこういうシチュエーションになってもクザンは「え？ぜんぜん良いけど。むしろ楽しいし」ってノリノリになりそうなので、微妙です。
ここで社長♀の話を主にしたいんですが、わたしの中では、社長♀はドＭ時空・ドＳ時空いろんなものがあるので、エロにおいては応用の効く素敵なキャラだと思ってます。なので、攻めの羞恥プレイするなら社長♀が考えやすいです。プレイヤー・被プレイヤーのパワーバランスを考えるとダズ鰐♀でしょうか。
仕事のあとに汗かいて、ダズがシャワー浴びたがるけど社長♀（体臭フェチ）がそのまま服剥ぎ取ってセックスにもちこむとか、アリかと思います。発情した顔で匂いかいで、下品な言葉でダズのことなじってほしい。ダズはダズで羞恥＆半ギレで乱暴になりそう。羞恥プレイにおいては被プレイヤーが羞恥で気持ちよくなれるかどうかが1つのポイントになりますが、ダズの場合「自分自身はもちろん羞恥を感じるが、羞恥を感じる＝気持ちいいというより、倒錯的な行動をとり自身に羞恥を与える社長♀の姿に興奮する」というちょっとパターンの違う快感を覚えそう。これも広義の羞恥プレイですね。
ダズ鰐♀、攻めの羞恥プレイ成り立つものの、懸念点として「肉体的にはダズ鰐♀だけど精神的には鰐♀ダズになっちゃいそう」というところがありそう。カップリングはち◯この向きで決まる！という方にとってはダズ鰐♀ですが、両者の精神性で決まるという方にとってはこれ鰐♀ダズじゃね？という感じがあるのでは。わからないですが。
長くなりましたが、つまるところ羞恥プレイはプレイヤーに優位性や支配性がないと成り立たず汎用性に難があるが、趣というのがわたしの所感です。クザスモ♀は難しい、ドフ鰐♀かダズ鰐♀（社長♀が精神的バリタチ時空）、あとはロスモ♀かな。
後付になりますが、ここまで書きながら、プレイヤー・被プレイヤーという関係性にこだわらず「攻めが勝手に1人で恥ずかしくなってしまう羞恥プレイはあるのか？」というのも考えてみたんですが、微妙。
たとえば、早漏のロー×慈愛に満ちたスモーカー♀がよしよしセックスをする場合、ローは早漏であることにものすごい羞恥を感じつつ、しかしスモーカー♀が「別に気にしないし、気持ちいい、一生懸命で可愛い」ってよしよししてくれるんですよね。そのため、ある意味羞恥と快感が紐付いてる。なので、「ごめんスモーカー、でちゃう、だめなのに、またすぐでちゃうっ」って自身が早漏であることに羞恥＆快感を覚えながらやるんですよね、きっと。
でもこれは支配性のあるプレイヤー・被プレイヤーの存在がない。羞恥プレイというより、羞恥をダシに使った限りなく性交に近いオナニーなんだろうなと思います。
でもこのロスモ♀よしよしセックス、自分で書きながら「意外と良いのでは……？」と思ってしまった。これはこれでもぎたてフレッシュな性癖です。質問者さんはいかがでしょうか？
以上です。